2007年07月05日

ブッシュ大統領、ビリー被告の実刑を免除

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 ブッシュ大統領、ビリー被告の実刑を免除


 <解説>
 ブッシュ大統領は、米中央情報局(CIA)工作員身元漏えい
 事件で、実刑判決が下された元副大統領主席補佐官のルイス・
 ビリー被告(56)に対し、2年6ヶ月の禁固刑を免除する減刑
 措置を発表した。

 大統領は「陪審団が下した有罪の評決は尊重するが、実刑判決
 は行き過ぎている」との声明を表し、禁固刑の判決を批判した。

 判決のうち、罰金約3000万円と2年の保護観察は残ったが、
 結局、ビリー被告は収監を免れることができた。

 この恩赦措置に対して、民主党からは「身内びいき」「こうし
 た政治こそ変えるべきだ」と一斉に非難の声があがっており、
 来年の大統領選挙にも影響を及ぼしそうな模様である。



 ■今日のキーワード■  CIA工作員身元漏えい事件
 ⇒ 2003年、イラク戦争を批判した元駐ガボン大使の妻が
 CIA工作員であることが、マスコミに流れた事件。

 アメリカでは、CIA工作員の名前等は国家機密であり、外部
 に漏らした場合は、最高で懲役10年の重罪となっている。

 この元大使は、イラクがニジェールのウラン購入を計画した
 との情報を確認するため、現地調査を行い、その事実は無か
 ったとの報告をあげたにもかかわらず、ブッシュ大統領は
 イラクの核開発の証拠として、イラクがニジェールからウラン
 調達を計画したと発表。

 元大使は、ニューヨーク・タイムズ紙に「ブッシュ大統領は
 情報を歪曲して、フセイン政権の核開発の脅威を強調し、国民
 を戦争に引き込んだ」と寄稿した。

 政府側は、その報復措置として、チェイニー副大統領の首席
 補佐官であったルイス・ビリー被告が大手マスコミに接触し、
 元大使の妻がCIA工作員であることを、意図的にリークした
 疑いが持たれていた。

 先月、ビリー被告に禁固2年6ヶ月と約3000万円の罰金の
 判決が下され、ブッシュ大統領は恩赦を行うと見られていた。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■ 
 :昨日の問題(難易度3)

 (問)米ブッシュ大統領と露プーチン大統領の残された
    任期は、どちらが長いでしょうか?
 (答)ブッシュ大統領

   *米大統領選挙では3選が禁止されているため、ブッシュ
    大統領の任期は、2009年1月まで。
    一方のロシア大統領も任期2期まで(1期4年)と決め
    られており、プーチン大統領の任期は2008年
    3月まで。
    

   
 :今日の問題(難易度5)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)さて、このガボンはアフリカのどの辺りに位置する
    でしょうか?
       ア・西部、カメルーンの南側
       イ・北西部、アルジェリアの西側
       ウ・南東部、ケニアの南側

    

 ■世界のトリビア■  − 文房四宝(筆) −
 <墨>

 漢の時代、小さな墨丸を硯の上ですり潰したようですが、宋の
 時代になると、磨りやすい今の形に近いものになりました。

 明の時代に入ると、製墨業も盛んになり、墨は製法だけでなく
 鑑賞墨としても広がりを見せはじめました。

 古墨といえば明墨と言われ、清の時代には、一層、製墨が栄え
 「乾隆御墨」として現代へ伝わっているのです。 


 
 ■フロム・ザ・ワールド■   お笑いライブ in ソウル
 韓国・ソウルで開かれた日本人お笑いコンビ「チング」の単独
 ライブは、多くの韓国の若者で会場は埋め尽くされ、韓国語と
 日本語を交えた2人の掛け合いに、会場は笑いの渦にまきこま
 れました。

 「韓国のお笑いに挑戦しよう」と、日本人の若者2人がコンビ
 を結成したのが4年前。韓国へ渡り、下宿生活を送りながら、
 言葉や文化を学び、お笑いの勉強を続け、2004年に念願の
 デビューを果たしました。

 韓国と日本では、笑いのツボが違う様で、舞台での苦労は絶え
 ない様ですが、日本人のお笑いは広く海外にまで進出していま
 す。


 *昨日の「フロム・ザ・ワールド」のコーナーで、ベトナムの
  胡椒の話を紹介しましたが、読者のSさんから「ベトナム産
  の胡椒には、戦争で使用された枯葉剤の影響が懸念される
  ため、現在、日本で消費される胡椒の多くはマレーシア産
  となっています」とメールを頂きました。
  Sさん、貴重な情報有難うございました。



 ■視点■ 
 アメリカでは、大統領が恩赦や減刑を行う権利を有しており、
 過去において、再三、この権利が行使されてきています。

 ブッシュ大統領の場合、これまでに100回以上の恩赦を与え
 ていますが、これは多い方とは言えず、例えば、クリントン前
 大統領は396回、最も多いところではトルーマン大統領が
 実に1913回もの恩赦を出しています。(ケン)



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posted by Office Ken-Herbie at 10:39| ワシントンDC ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | アメリカ・カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

こんな時だからこそ、生きてる内に思いっきり楽しんでおきたい…
不謹慎なんて言うなよな!いっちまったら何もできないんだから…(´・ω・`)
http://-rw1z7j.glinds.info/
Posted by 備えあれば憂いナシ!! at 2011年03月20日 08:45
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