2007年06月07日

中国、「燃える氷」の採取に成功

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 中国、「燃える氷」の採取に成功


 <解説>
 中国の国土資源部は、南シナ海北部の海底で新たなエネルギー
源として注目されている「メタンハイドレート」の試料採取に成功
 したと発表した。

 初歩的な予測では、その埋蔵量は100億トンの石油に相当する
 という。

 メタンハイドレートの国家レベル研究で、試料採取に成功したの
 はアメリカ、日本、インドに次いで、中国が4番目となった。

 しかし、南シナ海の具体的な場所はについては、明らかにされて
 おらず、今後の開発計画によっては、周辺国との資源獲得をめぐ
 る争いが起きる可能性もある。



 ■今日のキーワード■ メタンハイドレート
 ⇒ メタンハイドレートは、氷の結晶の中にメタン分子がとり
 込まれる形でメタンガスが固形化したもので、火を付けると
 燃えるところから、「燃える氷」と呼ばれている。

 1立方メートルのメタンハイドレートからメタンガス164
 立方メートル(1気圧下)を取り出すことができるため、あと
 40〜50年後と言われる石油に替わる次世代のエネルギーと
 して大いに期待されている。

 主に、海底地下やシベリアなどの永久凍土に存在するが、埋蔵
 量が極めて豊富で、現在知られている化石燃料の合計を上回る
 と言われている。

 日本の周辺海域にも多く存在することが明らかになっており、
 日本もその研究には力を注いでいる。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■ 
 :昨日の問題(難易度2)

 (問)インドにおけるカースト制度は、いつの頃より始まった
    のでしょうか?
       ア・紀元前から
       イ・中世(8世紀ごろ)
       ウ・近世に入って(19世紀)
 (答)紀元前から

   *紀元前13世紀頃には、すでに存在したと言われて
    います。 異なるカースト同士の結婚は行われない等、
    現在でも、なお根強く残っています。

    
   
 :今日の問題(難易度3)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)最新の報告書によれば、日本の周辺に存在するメタルハイ
    ドレートの資源量は、日本が消費する天然ガスの約何年分
    とされているでしょうか?
        ア・約16年分
        イ・約56年分
        ウ・約96年分


 
 ■世界のトリビア■  − インド −
 <宗教>

 インドの最大宗教はヒンドゥー教ですが、少数宗教もいくつか
 あります。

 そのひとつが「ゾロアスター教」で、火は神聖なものとされて
 いる為、火葬が忌避されます。また、大地や水を汚すのもダメ
 とされているため、「鳥葬」を行います。森の中に死体をおい
 て、鳥に食べさせて弔います。 

 「ジャイナ教」は、不殺生が頑なに守られており、蚊に刺さ
 れても殺してはなりません。また、農業は土の中の小さな虫を
 殺す可能性があるという理由から、農業も行われていません。

  

 ■フロム・ザ・ワールド■   世界一せっかちな都市
 イギリスの大学教授が、世界各地の都市の成人住民各35人に
 60フィート(約18メートル)を歩いてもらい、要した
 時間を調査したところ、もっとも速かったのがシンガポール、
 コペンハーゲン(デンマーク)、マドリード(スペイン)の
 3都市であることがわかりました。

 一方、速いと思われていた都市は意外にも比較的遅く、ニュー
 ヨークが8位、ロンドンが12位、東京は16位という結果に
 なりました。

 また、10年前に行われた同じ調査と比較して、世界的な
 歩く速度は10%速くなっていることもわかっています。

 これを読んで、日本(東京)も意外に早くないのだなと感じた
 皆さんは、そう言いながらも、駅の自動改札で前の人が引っか
 かり通れなくなってしまった時や、コンビニのレジで、自分
 より前にたった1人並んでいるだけで、大きなイライラを感じ
 ていませんか?

 この調査報告も「この状況はテクノロジーの進歩がもたらした
 ものと思える」と締めくくっています。



 ■視点■ 
 20世紀が「物資」を持った国家が繁栄した時代とすれば、
 21世紀は間違いなく「資源・エネルギー」を持った国家の
 時代になると言えます。

 日本は、近い将来のエネルギー対策として、1)中央アジア等
 の新しいエネルギー供給源の確保、2)エタノール、メタン
 ハイドレート等、代替エネルギーの研究・開発、3)エネルギ
 ーの利用技術の向上 の3点を積極的に進めていかなければ、
 大きく取り残されることになるかもしれません(ケン)



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