>これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース
▼今日のポイント▼
中国、「燃える氷」の採取に成功
<解説>
中国の国土資源部は、南シナ海北部の海底で新たなエネルギー
源として注目されている「メタンハイドレート」の試料採取に成功
したと発表した。
初歩的な予測では、その埋蔵量は100億トンの石油に相当する
という。
メタンハイドレートの国家レベル研究で、試料採取に成功したの
はアメリカ、日本、インドに次いで、中国が4番目となった。
しかし、南シナ海の具体的な場所はについては、明らかにされて
おらず、今後の開発計画によっては、周辺国との資源獲得をめぐ
る争いが起きる可能性もある。
■今日のキーワード■ メタンハイドレート
⇒ メタンハイドレートは、氷の結晶の中にメタン分子がとり
込まれる形でメタンガスが固形化したもので、火を付けると
燃えるところから、「燃える氷」と呼ばれている。
1立方メートルのメタンハイドレートからメタンガス164
立方メートル(1気圧下)を取り出すことができるため、あと
40〜50年後と言われる石油に替わる次世代のエネルギーと
して大いに期待されている。
主に、海底地下やシベリアなどの永久凍土に存在するが、埋蔵
量が極めて豊富で、現在知られている化石燃料の合計を上回る
と言われている。
日本の周辺海域にも多く存在することが明らかになっており、
日本もその研究には力を注いでいる。
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■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■
:昨日の問題(難易度2)
(問)インドにおけるカースト制度は、いつの頃より始まった
のでしょうか?
ア・紀元前から
イ・中世(8世紀ごろ)
ウ・近世に入って(19世紀)
(答)紀元前から
*紀元前13世紀頃には、すでに存在したと言われて
います。 異なるカースト同士の結婚は行われない等、
現在でも、なお根強く残っています。
:今日の問題(難易度3)←正解は明日のメルマガorサイトにて
(問)最新の報告書によれば、日本の周辺に存在するメタルハイ
ドレートの資源量は、日本が消費する天然ガスの約何年分
とされているでしょうか?
ア・約16年分
イ・約56年分
ウ・約96年分
■世界のトリビア■ − インド −
<宗教>
インドの最大宗教はヒンドゥー教ですが、少数宗教もいくつか
あります。
そのひとつが「ゾロアスター教」で、火は神聖なものとされて
いる為、火葬が忌避されます。また、大地や水を汚すのもダメ
とされているため、「鳥葬」を行います。森の中に死体をおい
て、鳥に食べさせて弔います。
「ジャイナ教」は、不殺生が頑なに守られており、蚊に刺さ
れても殺してはなりません。また、農業は土の中の小さな虫を
殺す可能性があるという理由から、農業も行われていません。
■フロム・ザ・ワールド■ 世界一せっかちな都市
イギリスの大学教授が、世界各地の都市の成人住民各35人に
60フィート(約18メートル)を歩いてもらい、要した
時間を調査したところ、もっとも速かったのがシンガポール、
コペンハーゲン(デンマーク)、マドリード(スペイン)の
3都市であることがわかりました。
一方、速いと思われていた都市は意外にも比較的遅く、ニュー
ヨークが8位、ロンドンが12位、東京は16位という結果に
なりました。
また、10年前に行われた同じ調査と比較して、世界的な
歩く速度は10%速くなっていることもわかっています。
これを読んで、日本(東京)も意外に早くないのだなと感じた
皆さんは、そう言いながらも、駅の自動改札で前の人が引っか
かり通れなくなってしまった時や、コンビニのレジで、自分
より前にたった1人並んでいるだけで、大きなイライラを感じ
ていませんか?
この調査報告も「この状況はテクノロジーの進歩がもたらした
ものと思える」と締めくくっています。
■視点■
20世紀が「物資」を持った国家が繁栄した時代とすれば、
21世紀は間違いなく「資源・エネルギー」を持った国家の
時代になると言えます。
日本は、近い将来のエネルギー対策として、1)中央アジア等
の新しいエネルギー供給源の確保、2)エタノール、メタン
ハイドレート等、代替エネルギーの研究・開発、3)エネルギ
ーの利用技術の向上 の3点を積極的に進めていかなければ、
大きく取り残されることになるかもしれません(ケン)
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2007年06月07日
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