2007年05月28日

ミャンマー、スー・チーさん軟禁を1年延長

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 ミャンマー、スー・チーさん軟禁を1年延長


 <解説>
 ミャンマー軍事政権は、民主化運動指導者で最大野党、国民民主
 連盟(NLD)書記長のアウン・サン・スー・チーさん(61)の
 自宅軟禁を1年延長した。

 スー・チーさんは2003年5月に身柄を拘束され、軟禁期間は
 これで丸4年となり、以前の長期拘束を含めると、拘束期間は
 通算11年以上にのぼる。

 部外者との面会は禁止され、定期的に健康診断に訪れる医師や
 身の回りの世話をする家政婦しか接触できない状態に置かれ
 ている。

 今年1月、米英両国がスー・チーさんの解放要求を盛り込んだ
 ミャンマーへの非難決議案を国連安保理に提出したが、中露が
 拒否権を行使し、廃案となった。

 

 ■今日のキーワード■ アウン・サン・スー・チー女史(61) 
 ⇒「ビルマ建国の父」と呼ばれ、イギリスからの独立を主導
 したアウンサン将軍の娘で、ミャンマーの非暴力民主化運動の
 指導者。

 1985年には、京都大学へ研究員として来日しており、日本
 への馴染みも深い。学生、市民らによる民主化運動のリーダー
 として活躍し、国民民主同盟(NLD)を結党。

 90年の総選挙で圧勝したが、軍事政権はその権力を移譲せず、
 国際的な非難を浴びた。以降、軍政側とアウン・サン・スー・
 チー側との対立が続いており、彼女は拘束・軟禁状態に置かれ、
 その政治活動を厳しく制限されている。

 91年にはノーベル平和賞を受賞した。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■ 
 :昨日の問題(難易度2)

 (問)全米ライフル協会のスローガンでは、「人を殺すのは
    銃ではなく、○○だ」と言っているでしょうか?
 (答)人

   
 :今日の問題(難易度5)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)昨年10月、ミャンマーは首都をヤンゴンから内陸部へと
    移転させたことを発表しました。さて、新首都となった
    内陸部の都市とはどこでしょうか


 
 ■世界のトリビア■  − たばこ −
 毎年5月31日は「世界禁煙デー」です。今週の世界のトリ
 ビアは、「タバコ」にまつわるムダ知識をお届けします。


 「世界禁煙デー」

 世界保健機関(WHO)が制定した、世界禁煙デーは禁煙を
 推進するための国際デーの一つで、毎年スローガンが掲げら
 れます。

 昨年は、Tobacco:Deadly in any form or disguise
 「すべてのたばこ製品は例外なく死を招く」

 2007年は、Smoke-Free Environmento
 「タバコの煙のない環境」

 世界の喫煙者はおよそ10億人と言われており、毎年300万
 人もの人が、喫煙が原因と見られる病気で亡くなっています。
 20年後には、喫煙に起因する死者は毎年1000万人を超え
 ると推計されています。



 ■今週のニューズウィーク誌から■   
 毎週月曜日は、ニューズウィーク誌から気になる記事を
 とりあげています。


 「クジラ戦争」

 明日から始まる国際捕鯨委員会(IWC)では、今年もまた
 おなじみの光景が繰り返される様だ。

 IWCが商業捕鯨の一時停止措置を発効させたのは1986年。
 以降、捕鯨賛成派と反対派に分かれ、議論が続いてきた。

 日本水産庁が歓喜に沸いたのは、約11ヶ月前のこと。
 昨年のIWC総会で、わずか1票差だが商業捕鯨再開に向けた
 宣言が採択されたのだ。

 しかし、その成功はカネにものを言わせた結果でもあった。
 賛成に回った国々の多くは、海岸線を持たないか、捕鯨の歴史
 のない西アフリカの国々であり、日本からの援助を受けている
 途上国ばかりであった。

 日本政府は、これらの捕鯨賛成に加わった国に政府開発援助
 として、約800億円を投じてきたという。

 今年は、イギリスが激しい反対活動を展開したため、多くの
 国が反対派に加わると見られ、賛成派の情勢は明らかに不利と
 なっている。

 また、実際に商業捕鯨が再開されるには、IWC加盟国の
 4分の3以上の賛成が必要となるため、将来的に再開される
 可能性はないに等しい。

 しかし、毎年、同じ様な光景を繰り返すには理由がある。

 日本の水産庁の本音は商業捕鯨の再開ではなく、調査捕鯨を
 続けることにあるというのだ。

 クジラを食するという日本古来の伝統に反対する日本国民は
 少ない。つまり、水産庁が捕鯨を推進し、政治家がそれを声高
 に唱えることは、ナショナリズムをひけらかす政治ゲームの
 絶好の場なのだ。

 そして、零細の捕鯨産業は補助金をもらって、ほとんど日本の
 食卓にのぼることのない鯨肉を供給することで、生き延びる
 ことができるのだ。



 ■視点■ 
 現在のミャンマーは1988年に軍部(タン・シュエ議長)が、
 クーデターによって、掌握した政権です。その後も、同政権は
 民主化を抑圧し、意図不明のまま、首都を移転させるなど、
 不穏な動きを見せています。(ケン)



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