>これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース
▼今日のポイント▼
米とイラン、27年ぶり直接協議に合意
<解説>
イランと米国は、イラク情勢をめぐってイラクのバクダッドで
直接協議を行うことで合意した。
直接協議は数週間内に開かれ、米国側からはクロッカー駐イラク
大使が出席する模様。
両国は1980年、イラン革命後に起きた在イラン米大使館
占拠人質事件を機に、国交を断絶。現在も、イランの核開発
問題をめぐって対立が続いている。
イランの報道官は「協議は米国側の要請によるもので、あくま
でイラク情勢に限定されたものである」と強調した。
■今日のキーワード■ イラン革命と米大使館占拠事件
⇒ 第2次大戦後、イラン王朝は西側諸国の支援による西欧化
・近代化の政策をとり続けた。その結果、地位を脅かされた
宗教家や富裕層などの既得権者による反発が、一般の民衆を
巻き込んだ大規模なデモへと発展した。
その流れは、やがて、反国王=イスラム国家の樹立という思想
につながり、1979年、ついに国王が国外へと退去するに
至った。
イランは、イスラム法学者のホメイニー師を指導者とするイス
ラム共和国の樹立を宣言する(イラン革命)。
同年11月、今度は、アメリカへ亡命した国王の引渡しを
求めて、学生らがアメリカ大使館に押し入り、館員67人を
人質とした。
アメリカは対イラン禁輸、米国内のイラン政府資産の没収など
の措置を発表し、事態の打開を図るが、一向に解決のきざしは
見えず、1980年、イランとの国交を断絶する。
この事件は、発生から1年3ヶ月後に、アメリカがイランの
在米資産を返還することと引換に、人質全員が解放されて、
解決を見ることとなったが、以降、両国間な交流は行われて
いない。
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■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■
:昨日の問題(難易度4)
(問)東ティモールは、2002年に独立した新しい国家
ですが、東ティモールの独立以降に、独立を果たした
国が1つだけあります。その国とは?
ア・コソボ
イ・アルバニア
ウ・モンテネグロ
(答)モンテネグロ
*モンテネグロは住民投票を経て、2006年6月に
独立を宣言しています。
:今日の問題(難易度1)←正解は明日のメルマガorサイトにて
(問)イラク情勢の進展に、イランの協力が不可欠な理由は
イラク、イランの両国では、イスラム教○○○派が
多数を占め、最大勢力だからである。
■これだけは読んでおきたい!話題のベストセラー■
「社員をサーフィンに行かせよう」
この「社員をサーフィンに行かせる」ことを実践しているのは
アメリカのアウトドア衣料メーカー、パタゴニアである。
パタゴニアの創業者、シュイナード氏は落ちこぼれだった高校
生時代、仲間数人とタカ狩りに興じるうちに、崖にあるタカの
巣にどうやって近づくかを競うようになり、クライミングの
魅力にはまっていった。
高校を卒業したシェイナードは、やがて自分だけのクライミン
グ道具を作るために、くず鉄屋から中古の道具を一通り買い入
れると、鍛冶屋の仕事を始めた。
これらの機械は持ち運び可能なものだったので、車に積み込ん
ではビーチへと繰り出し、サーフィンを楽しんだ後、おもむろ
にハンマーを取り出しては、いくつかのクライミング道具を
作って、売るという生活を続けた。
車で寝泊りをしては、サーフィンに興じ、そしてクライミング
道具を売って、生活の糧とする日々が続いた。
やがて、あるスポーツのユニフォームを着て、クライミングに
出かけたことが、クライミング仲間の間で話題となる。
■フロム・ザ・ワールド■ 東京の強力なライバル
米国オリンピック委員会は、2016年の夏季オリンピックの
候補地としてシカゴを選びました。
ロサンゼルスを破って米国の正式候補地に選ばれたシカゴは、
まだオリンピックの開催経験はありませんが、過去にはこんな
エピソードがありました。
1904年、第3回オリンピックの開催地は、当初、シカゴに
決まっていたのですが、同じ時期に行われるセントルイスでの
世界博覧会との関係で、直前になって、セントルイスに開催地
が変更されたのです。
そんな複雑な思いもあって、市庁舎前で行われた祝賀会には
多くの市民が駆けつけました。
2016年の夏季オリンピックには、シカゴの他、リオデジャ
ネイロ(ブラジル)、マドリード(スペイン)、プラハ(チェ
コ)や東京らが候補地として名乗りを挙げていますが、04年
がアテネ(欧州)、08年が北京(アジア)、12年がロンド
ン(欧州)という流れを考えると、次はアメリカ大陸からと
いう声が聞かれるのも事実です。
最終選考の発表は、09年秋に予定されています。
■視点■
今回の直接協議は、米政府の方からの申し出とされていますが、
それはテヘランにあるスイス大使館を通じての要請であった様
です。スイスはいろんな意味で本当に独特な国ですね。
さて、北朝鮮の次はイランと、米政府は2国間による直接対話
の方向を打ち出してきていますが、それが6ヶ国協議や国連等
の多国間での紛争解決では埒が明かないからという理由からで
あれば、残念です。(ケン)
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2007年05月15日
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