2007年03月19日

物権法を採択し、中国・全人代が閉幕

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 物権法を採択し、中国・全人代が閉幕


 <解説>
 北京で開かれていた、中国の国会・全人代(全国人民代表
 大会)が、私有財産の保護を明記した物権法などを採択し、
 閉幕した。

 物権法は私有財産に対して、公有財産と同様に保護する
 ことを規定するもので、中国建国以来の「公有制」から、
 新たな転換を示すものと言える。

 また、法人税法が改正され、これまで国内企業33%、
 外資企業15%だった法人税率が、25%に統一されること
 になった。


 
 ■今日のキーワード■ 中国の物権法   
 ⇒ 私有財産に対しても、公有財産と同等の法的な地位を
 与える内容で、「国家、集団、私人の物的権利は、法律の
 保護を受ける。いかなる組織・個人も、これを侵してはなら
 ない」ことが盛り込まれている。

 近年の急速な経済発展によって、国民の財産に対する権利
 意識が高まってきているが、社会主義の根幹とも言える
 「公有制」の否定にもつながることから、保守派を中心に
 多くの反発が噴出し、2002年度より審議が繰り返し
 行なわれていた。

 また、地方の政府が農民からわずかな補償で、強制的に
 土地を収用するトラブルが続出していることも、物権法が
 制定される要因の1つとなった。


 <カテゴリー:中国>  他の重要キーワードはこちら
 http://ken-herbie.com/china.html



 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度3)

 (問)日本でもサマータイムが実施さていたことがありますが
    何回(何シーズン)で中止になったでしょうか?
        ア・2回
        イ・3回
        ウ・4回
 (答)4回

   *1948年から4回(4年)実施されましたが、当時
    一般のサラリーマンと公務員は1時間ほど、通勤時間が
    ずれていたことがあり、実施によって出勤時間が重なり
    通勤ラッシュが更にひどくなり、中止となりました。

   
   
 :今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)中国の国家主席は胡錦涛氏。それでは、4月中旬に
    来日が予定されている、中国の首相と言えば?



 ■世界の偉人物語■   −アイルトン・セナ篇−
 今週は、ブラジルの英雄、アイルトン・セナの物語を
 お届けします。


 アイルトン・セナ・ダ・シルバ
 1960年3月21日生まれ。サンパウロ市出身。


 <第1話>

 すべてのはじまりは、4歳の時、父親であるミルトン・
 ダ・シルヴァが1台のカートを造って息子に与えたこと
 だった。

 父はブラジル国内でも有数の農場や牧場に、自動車修理
 工場などを経営しており、豊富な資金に恵まれていた。

 セナはサッカーの勉強もしたが、一度乗ったカートが
 彼の心から離れることはなかった。

 そして父の工場の片隅で、毎日エンジンを分解しては
 組み立てて過ごすようになっていた。

 一方の父も、その後よりパワーのあるカートを造り、
 カートレースの日程を調べるようになっていく。


 <タイムブレイク>
 セナの趣味はラジコン飛行機を操縦することで、自分で
 改造して楽しんでいたようです。
 


 ■フロム・ザ・ワールド■   オーストラリアの刺客
 世界水泳の開催中で注目が集まるオーストラリアですが、
 今年行なわれる総選挙に、日本の郵政解散選挙と似た様な
 現象がおこり、話題を呼んでいます。

 11年ぶりに政権奪回をめざす野党・労働党が、オーストラ
 リアで最も有名な元女性テレビキャスターを、総選挙に担ぎ
 出すことを決めました。

 この元キャスター(53)は、国営放送の看板ニュース番組の
 キャスターを務め、記者としても数々の受賞歴を誇ります。

 この大物候補は、当初、労働党にとって、楽勝の選挙区から
 出馬するものと思われていましたが、シドニー北部の
 ハワード現首相の選挙区に、「刺客」として擁立することが
 明らかとなったのです。

 現役の首相の許に送り込まれた、元有名キャスターの刺客は
 どんな選挙戦を見せるのでしょうか?



 ■視点■ 
 今年は5年に1度の共産党の党大会の年にあたりますが、
 その年に開かれる全人代は、時の指導者の考え方が色濃く
 反映されたものになるのが特徴です。

 胡錦涛国家主席は、安定して、調和の取れた社会づくりを
 目指すメッセージを強く発信すると同時に、社会主義の
 看板を下ろし、市場経済主義の現実を認めたとも伺えます。

 今秋の党大会で、胡錦涛総書記が変わることはないと思われ
 ますが、これからの5年間は、市場経済主義の肯定派と
 社会主義への回帰を唱える保守派との争いが表面化すると
 言えるのではないでしょうか?(ケン)



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posted by Office Ken-Herbie at 08:34| ワシントンDC ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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