>これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース
▼今日のポイント▼
物権法を採択し、中国・全人代が閉幕
<解説>
北京で開かれていた、中国の国会・全人代(全国人民代表
大会)が、私有財産の保護を明記した物権法などを採択し、
閉幕した。
物権法は私有財産に対して、公有財産と同様に保護する
ことを規定するもので、中国建国以来の「公有制」から、
新たな転換を示すものと言える。
また、法人税法が改正され、これまで国内企業33%、
外資企業15%だった法人税率が、25%に統一されること
になった。
■今日のキーワード■ 中国の物権法
⇒ 私有財産に対しても、公有財産と同等の法的な地位を
与える内容で、「国家、集団、私人の物的権利は、法律の
保護を受ける。いかなる組織・個人も、これを侵してはなら
ない」ことが盛り込まれている。
近年の急速な経済発展によって、国民の財産に対する権利
意識が高まってきているが、社会主義の根幹とも言える
「公有制」の否定にもつながることから、保守派を中心に
多くの反発が噴出し、2002年度より審議が繰り返し
行なわれていた。
また、地方の政府が農民からわずかな補償で、強制的に
土地を収用するトラブルが続出していることも、物権法が
制定される要因の1つとなった。
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■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■
:昨日の問題(難易度3)
(問)日本でもサマータイムが実施さていたことがありますが
何回(何シーズン)で中止になったでしょうか?
ア・2回
イ・3回
ウ・4回
(答)4回
*1948年から4回(4年)実施されましたが、当時
一般のサラリーマンと公務員は1時間ほど、通勤時間が
ずれていたことがあり、実施によって出勤時間が重なり
通勤ラッシュが更にひどくなり、中止となりました。
:今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて
(問)中国の国家主席は胡錦涛氏。それでは、4月中旬に
来日が予定されている、中国の首相と言えば?
■世界の偉人物語■ −アイルトン・セナ篇−
今週は、ブラジルの英雄、アイルトン・セナの物語を
お届けします。
アイルトン・セナ・ダ・シルバ
1960年3月21日生まれ。サンパウロ市出身。
<第1話>
すべてのはじまりは、4歳の時、父親であるミルトン・
ダ・シルヴァが1台のカートを造って息子に与えたこと
だった。
父はブラジル国内でも有数の農場や牧場に、自動車修理
工場などを経営しており、豊富な資金に恵まれていた。
セナはサッカーの勉強もしたが、一度乗ったカートが
彼の心から離れることはなかった。
そして父の工場の片隅で、毎日エンジンを分解しては
組み立てて過ごすようになっていた。
一方の父も、その後よりパワーのあるカートを造り、
カートレースの日程を調べるようになっていく。
<タイムブレイク>
セナの趣味はラジコン飛行機を操縦することで、自分で
改造して楽しんでいたようです。
■フロム・ザ・ワールド■ オーストラリアの刺客
世界水泳の開催中で注目が集まるオーストラリアですが、
今年行なわれる総選挙に、日本の郵政解散選挙と似た様な
現象がおこり、話題を呼んでいます。
11年ぶりに政権奪回をめざす野党・労働党が、オーストラ
リアで最も有名な元女性テレビキャスターを、総選挙に担ぎ
出すことを決めました。
この元キャスター(53)は、国営放送の看板ニュース番組の
キャスターを務め、記者としても数々の受賞歴を誇ります。
この大物候補は、当初、労働党にとって、楽勝の選挙区から
出馬するものと思われていましたが、シドニー北部の
ハワード現首相の選挙区に、「刺客」として擁立することが
明らかとなったのです。
現役の首相の許に送り込まれた、元有名キャスターの刺客は
どんな選挙戦を見せるのでしょうか?
■視点■
今年は5年に1度の共産党の党大会の年にあたりますが、
その年に開かれる全人代は、時の指導者の考え方が色濃く
反映されたものになるのが特徴です。
胡錦涛国家主席は、安定して、調和の取れた社会づくりを
目指すメッセージを強く発信すると同時に、社会主義の
看板を下ろし、市場経済主義の現実を認めたとも伺えます。
今秋の党大会で、胡錦涛総書記が変わることはないと思われ
ますが、これからの5年間は、市場経済主義の肯定派と
社会主義への回帰を唱える保守派との争いが表面化すると
言えるのではないでしょうか?(ケン)
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2007年03月19日
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