2007年03月12日

米、安倍首相の慰安婦発言への批判強まる

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 米、安倍首相の慰安婦発言への批判強まる


 <解説>
 第二次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり、安倍首相の
 「(旧日本軍による)強制性を裏付けるものはなかった」
 との発言が、米国内で波紋を広げている。

 米下院は、民主党議員から提出された、日本政府に謝罪を
 求める決議案を審議中だったが、この発言をうけて、同案を
 支持する動きが、広がりをみせている。

 当初6人だった決議案の提案者は、共和・民主両党の計42人
 となり、さらに増える見通し。

 一方、ニューヨーク・タイムズ紙などが一面で、この問題を
 取り上げるなど、米メディアでも、対日非難がエスカレート
 している。


 
 ■今日のキーワード■ 安倍首相の発言
 ⇒ 安倍首相は、先週行なわれた参院の予算委員会で、従軍
 慰安婦の問題で旧日本軍の関与を認めた93年の河野洋平
 官房長官談話を、「基本的に継承する」としながらも「狭義の
 意味の(軍の)強制性は、それを裏付ける証言はなかった」と
 述べた。

 また、米下院に提出された日本への謝罪要求決議案についても
 「事実誤認がある」と指摘し、仮に決議が採択されても、
 政府として謝罪する考えのないことを表明した。

 これに対し、米紙ニューヨーク・タイムズは、この発言を
 社説で取り上げ、「日本の国際的評価を修正するより、自民党
 右派の支持を得る方が大切なようだ」と批判。 8日には、
 1面で元慰安婦らの証言をもとに大型記事を掲載した。

 また、ロサンゼルス・タイムズ紙は天皇陛下の謝罪を公然と
 要求するなど、リベラル系メディアを中心に、日本への
 非難はエスカレートしている。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度4)

 (問)女性労働者のデモをきっかけに大規模な蜂起に発展したソ
    ビエト連邦の設立にもつながった革命は何でしょう。
 (答)2月革命(ロシア革命)

       
 :今日の問題(難易度3)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)中間選挙の勝利により、下院で多数党となった民主党。
    女性として初の下院議長に選ばれたのは?


 
 ■世界のトリビア■   −F1篇− 
今週は、3月18日にメルボルン(オーストラリア)での
 開幕を控えたF1レースにちなんだトリビアをお届けします。


 <競技方法>

 予選で一番速いタイムを出したマシンが、決勝で一番前(ポ
 ールポジション)からスタートします。タイムは、マシンに
 取り付けられた無線装置で1000分の1秒まで計測します。
 
 それでも、過去には、3人が同タイムだったことがあり、
 先にタイムを出した順に決勝のグリッド順となります。

 決勝は305キロを超える周回で争われ、途中でリタイヤし
 ても9割以上走破していれば、完走扱いになります。

 チャンピオンは、獲得ポイントの最も多い選手に与えられる
 ドライバーズチャンピオンと、車体製造者に与えられる
 コンストラクターズチャンピオンがあります。 



 ■クーリエ・ジャポン最新号から■   
 今週は「COURRiER Japon」誌から、注目記事を
 とりあげました。


「世界のセレブ達を魅了する国」

 世界各国のセレブ達を魅了すると言っても、豪華なリゾート地
 のことではありません。 それは、風車とチューリップの国
 −オランダです。 オランダが何故、セレブ達を惹き付けて
 いるかと言えば、「ロイヤリティー」には課税されないという
 奇妙な税制を持っているからなのです。

 ロイヤリティーとは、特許や著作権、ブランドロゴマークや
 有名人の広告、テレビなどの出演に対して支払われる対価の
 こと。

 世界中から有名人、モデル、アーティスト、スポーツ選手らが
 こぞってオランダに「メールボックス・カンパニー」と呼ばれ
 るペーパーカンパニーを設立し、節税対策を実施しています。

 例えば、英国のローリングストーンズの場合、約540億円の
 収入に対して、オランダの特殊な税制を利用することで、
 税率がわずか1.6%の約8.6億円しか、税金を納めてい
 ないのです。

 英国ならば40%課税されるというにもかかわらず・・。


 「クーリエ・ジャポン」 
 http://moura.jp/scoop-e/courrier/
 


 ■視点■ 
 日本では、どこか「目をつむる」風潮がないとは言えない、
 このsensitiveな問題も、人権問題に厳格な欧米では、一層
 厳しい視点で捉えられることを、私たちは理解しなければ
 いけません。

 しかし一方で、内政では甘い面の多い安倍首相も、外交では
 「主張すべきことは主張する」というスタンスを貫いており、
 この点は、これまでの日本の政治家に欠けていた部分でも
 あるだけに、素直に支持したいと思います。(ケン)



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posted by Office Ken-Herbie at 07:47| ワシントンDC ????| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ・カナダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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