2007年03月06日

中国、全国人民代表大会が開幕

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 中国、全国人民代表大会が開幕


 <解説>
 中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)が北京で
 開幕した。

 冒頭に温家宝首相が行なった今年度の政府活動報告では、
 政治や外交に関する部分は少なく、成長至上主義が生んだ
 貧富格差の拡大や官僚の腐敗等の是正に重点が置かれていた。

 4年連続で2ケタを記録した経済成長率は、目標を8%程度に
 抑えるとともに、省エネと汚染物質の排出目標の達成を
 打ち出すなど、環境問題への配慮をうかがわせた。

 全人代は16日閉幕する。 
 

 
 ■今日のキーワード■  全国人民代表大会
 ⇒ 中国の国会に相当し、憲法改正・国家主席らの選出・国の
 重要政策の決定などの権利を有する「国家の最高権力機関」
 にあたると、憲法では定められている。

 各省や自治区、軍などから、約3000名が選ばれ、毎年
 3月に全体会議が開かれている。 全体会議は、首相が政府の
 活動報告や予算案を発表する場でもある。

 しかし、実際は、委員の多くが中央の共産党指導部と軍の
 将校らで占められているため、共産党が決めた政策の追認が
 多いのが事実である。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度1)

 (問)預言者ムハンマドを通じて伝えられた、唯一神アッラー
    の教えを書いた、イスラム教の聖典のことを
    何と言うでしょうか?
 (答)クルアーン(コーラン)

       
   
 :今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)安倍内閣が提唱するのは「美しい国」、それでは
    胡錦涛国家主席が目指す、調和のとれた社会を
    表したスローガンは「○○社会」。


 
 ■世界のトリビア■   −イギリス連邦− 
 <加盟国>
 英連邦の加盟国は北米、アフリカ、アジア、オセアニアなど
 世界に分布しており、現在53ヶ国となります。

 ヨーロッパはイギリス以外ではマルタ、中南米はガイアナだけ
 が加盟国となっています。

 連邦の総人口は約17億人で、世界人口の約30%を占める
 にもなります。

 過去に脱退した国は、アイルランド、ジンバブエ、ニュー
 ファンドランドの3つで、逆に、加盟を希望している国では
 イエメン、パレスチナ自治政府、ルワンダなどがあります。


 <タイムブレイク>
 現在の英連邦の事務局長はニュージーランドのドナルド・
 マッキノン氏です

 

 ■フロム・ザ・ワールド■  固定観念を変えるには
 韓国の大手自動車メーカー・現代自動車(ヒュンダイ)は、
 日本国内で発売する車について、エンジンや変速機の製造上の
 不具合を、新車から10年、あるいは走行距離10万kmまで
 は無償で修理する、特別保証制度を始めました。

 ヒュンダイは、人気俳優ペ・ヨンジュンさんをCMで起用した
 セダン車「ソナタ」がヒットし、04・05年は順調に販売
 台数を伸ばしましたが、昨年はブームが一段落したのか、
 前年比、約30%ダウンと苦戦が続いています。

 10年前に、米国で同様の制度を導入したところ、販売台数が
 5倍に伸びた経験から、日本でもアフターサービスの大幅向上
 が新車の販売につながると判断しての決定となりました。

 3年が一般的な輸入車メーカーの保証期間ですが、ヒュンダイ
 が行なう10年保証は、日本の消費者の心を動かすことが
 できるかに注目です。

 

 ■視点■ 
中国が「先に富むことのできる者から豊かになれ」の施策が
 生んだ歪みを修正する方向に向かっているのは事実ですが、
 「経済力がもたらすもの」の中身を知ってしまった民衆が
 創り出すパワーが、今日の驚異的な経済発展の源となった
 ことは言うまでもありません。

 中国の経済成長が10%に達すると、世界経済全体を1.5%
 押し上げることになります。 これはIMFが予測する
 2007年の世界経済成長の約3分の1を占める値でも
 あるのです。

 中国政府の動向が、世界の経済に大きな影響を与えることは
 先週の上海株式市場の暴落が世界同時株安を誘発したこと
 でも、証明されましたね。


 さて、2年後には、アメリカを抜いて世界最大の温暖化ガス
 の排出国となる可能性の高い中国は、今やっと、環境問題に
 目を向け始めました。

 今こそ、日本は得意の省エネ技術で、中国経済との結び付き
 を強める、大きなチャンスが来ているのではないでしょうか?
(ケン)



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posted by Office Ken-Herbie at 07:45| ワシントンDC 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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