>これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース
▼今日のポイント▼
中国、全国人民代表大会が開幕
<解説>
中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)が北京で
開幕した。
冒頭に温家宝首相が行なった今年度の政府活動報告では、
政治や外交に関する部分は少なく、成長至上主義が生んだ
貧富格差の拡大や官僚の腐敗等の是正に重点が置かれていた。
4年連続で2ケタを記録した経済成長率は、目標を8%程度に
抑えるとともに、省エネと汚染物質の排出目標の達成を
打ち出すなど、環境問題への配慮をうかがわせた。
全人代は16日閉幕する。
■今日のキーワード■ 全国人民代表大会
⇒ 中国の国会に相当し、憲法改正・国家主席らの選出・国の
重要政策の決定などの権利を有する「国家の最高権力機関」
にあたると、憲法では定められている。
各省や自治区、軍などから、約3000名が選ばれ、毎年
3月に全体会議が開かれている。 全体会議は、首相が政府の
活動報告や予算案を発表する場でもある。
しかし、実際は、委員の多くが中央の共産党指導部と軍の
将校らで占められているため、共産党が決めた政策の追認が
多いのが事実である。
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■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■
:昨日の問題(難易度1)
(問)預言者ムハンマドを通じて伝えられた、唯一神アッラー
の教えを書いた、イスラム教の聖典のことを
何と言うでしょうか?
(答)クルアーン(コーラン)
:今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて
(問)安倍内閣が提唱するのは「美しい国」、それでは
胡錦涛国家主席が目指す、調和のとれた社会を
表したスローガンは「○○社会」。
■世界のトリビア■ −イギリス連邦−
<加盟国>
英連邦の加盟国は北米、アフリカ、アジア、オセアニアなど
世界に分布しており、現在53ヶ国となります。
ヨーロッパはイギリス以外ではマルタ、中南米はガイアナだけ
が加盟国となっています。
連邦の総人口は約17億人で、世界人口の約30%を占める
にもなります。
過去に脱退した国は、アイルランド、ジンバブエ、ニュー
ファンドランドの3つで、逆に、加盟を希望している国では
イエメン、パレスチナ自治政府、ルワンダなどがあります。
<タイムブレイク>
現在の英連邦の事務局長はニュージーランドのドナルド・
マッキノン氏です
■フロム・ザ・ワールド■ 固定観念を変えるには
韓国の大手自動車メーカー・現代自動車(ヒュンダイ)は、
日本国内で発売する車について、エンジンや変速機の製造上の
不具合を、新車から10年、あるいは走行距離10万kmまで
は無償で修理する、特別保証制度を始めました。
ヒュンダイは、人気俳優ペ・ヨンジュンさんをCMで起用した
セダン車「ソナタ」がヒットし、04・05年は順調に販売
台数を伸ばしましたが、昨年はブームが一段落したのか、
前年比、約30%ダウンと苦戦が続いています。
10年前に、米国で同様の制度を導入したところ、販売台数が
5倍に伸びた経験から、日本でもアフターサービスの大幅向上
が新車の販売につながると判断しての決定となりました。
3年が一般的な輸入車メーカーの保証期間ですが、ヒュンダイ
が行なう10年保証は、日本の消費者の心を動かすことが
できるかに注目です。
■視点■
中国が「先に富むことのできる者から豊かになれ」の施策が
生んだ歪みを修正する方向に向かっているのは事実ですが、
「経済力がもたらすもの」の中身を知ってしまった民衆が
創り出すパワーが、今日の驚異的な経済発展の源となった
ことは言うまでもありません。
中国の経済成長が10%に達すると、世界経済全体を1.5%
押し上げることになります。 これはIMFが予測する
2007年の世界経済成長の約3分の1を占める値でも
あるのです。
中国政府の動向が、世界の経済に大きな影響を与えることは
先週の上海株式市場の暴落が世界同時株安を誘発したこと
でも、証明されましたね。
さて、2年後には、アメリカを抜いて世界最大の温暖化ガス
の排出国となる可能性の高い中国は、今やっと、環境問題に
目を向け始めました。
今こそ、日本は得意の省エネ技術で、中国経済との結び付き
を強める、大きなチャンスが来ているのではないでしょうか?
(ケン)
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2007年03月06日
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