2007年02月28日

インド、GDP1兆ドルに

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 インド、GDP1兆ドルに


 <解説>
 インドの国内総生産(GDP)が、2007年度末までに
 1兆ドルの大台を突破する見通しとなった。

 インド中央銀行の副総裁は「インド経済は年9%台で持続的に
 成長する見込みであり、来年度までに1兆ドル経済国になる
 はずだ」との考えを示した。

 世界銀行の統計では、GDPが1兆ドルを超えるのは世界
 9ヶ国だけで、ほぼ同じGDPで並んでいた韓国やブラジル
 よりも、先に達成することとなりそうだ。


 
 ■今日のキーワード■ インドと中国
 ⇒ インドと中国は、共に「社会主義体制をベースに市場経済
 を取り入れ、急速に発展している人口の多い国」という印象が
 あるが、実際には両国は異なる点が多い。

 中国は共産党の一党支配体制であるため、民衆は党の決定に
 従う以外に選択肢はなく、一度、市場経済が導入されれば、
 それに適応せざるをえない。 故に、世界の工場として、
 一元的に、低い賃金で働く体制を作り上げることができた。

 一方、インドは民主主義を採用しているため、政党も多い。
 従って、政府の方針が変わっても、必ず、それに反対する
 勢力が台頭する。例えば、市場原理の導入によって格差が
 生じると、ストライキが頻発する等、一枚岩とはなりえない。

 また、カースト制度と呼ばれる、古くからの身分制度も
 自由競争の導入に対する障害であり、民衆の労働意欲を阻害
 する一因となっている。

 インドにとってのアドバンテージは、英語を母語とする地域が
 多いことで、このことはIT業界でのインドの優位性を高める
 ものであり、ソフトの開発などの面では、世界経済に大きな
 影響を与えている。

 人口の面では、中国が一人っ子政策を見直さない限り、
 インドが、2030年代には人口15億近くとなり、
 世界一になると予測されている。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度3)

 (問)国連食糧計画日本事務所のHPによれば、飢えが原因で、
    毎日、何人の人が世界中で命を落としているでしょうか?
        ア・約250人
        イ・約2500人
        ウ・約2万5千人
 (答)約2万5千人

   *毎日約2万5千人が、飢えが原因で命を落としており、
    その内、1万8千人は5歳未満の子どもです。

   
 :今日の問題(難易度5)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)世界のGDP、1位はアメリカ、2位は日本、
    それでは、3位〜5位の国をそれぞれ挙げて下さい


 
 ■世界の偉大企業物語■ Johnson&Johnson社 
 <第3話>
 多くの人にとって、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、
 バンドエイドの会社というぐらいの認識しかありませんが、
 実は、世界50ヶ国・180社以上のグループ企業からなる、
 世界最大のヘルスケア企業なのです。

 また、企業イメージと実態が著しく乖離している、珍しい
 巨大企業でもあります。

 「ジョンソン・ベビーパウダー」に代表される様に、母親と
 赤ちゃんのスキンシップを連想しますが、実際には、ベビーに
 関連する製品の売上は5%もありません。

 ただ、「母とベビー」からは、思いやりや優しさを連想させ、
 安心感や信頼感を得られるのは、何者にも変え難い企業
 イメージとなっています。



 ■フロム・ザ・ワールド■   上海万博
 2010年5月からの6ヶ月間、中国・上海で、過去最大の
 規模となる万国博覧会が開催されます。

 会場予定地内に住んでいた1万8千世帯とは、既に移転の合意
 にこぎつけ、現在、急ピッチで会場の建設が進んでいます。

 1日の予測平均来場者数40万人に対応するため、市内の
 インフラ整備が進行中で、ホテルは次々と建設され、地下鉄は
 現在の長さの3倍以上に延長される計画で工事が進められて
 います。

 前回の万博(愛知)の入場者が、予想を大きく上回る
 2200万人だったのに対し、上海は広さも3倍、入場者の
 数も3倍以上の7000万人を目標にしています。

 上海万博のテーマは「より良い都市、より良い生活」。
 来年は五輪、3年後は万博と、より良い暮らしを目指す中国の
 勢いはしばらく止まりそうにありません。


 
 ■視点■ 
 インドは少し離れた国という印象がありますが、日本の
 日露戦争における勝利が、当時、イギリスの植民地であった
 インドに大きな勇気を与えた様で、日本に対する尊敬の念が
 強く残された国です。

 昭和天皇が崩御された時は、インドも3日間、喪に服して
 います(ケン)


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