2007年01月10日

米軍がソマリアを空爆

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 米軍がソマリアを空爆


 <解説>
 米軍の特殊部隊が、アフリカ東部のソマリアで、国際テロ組織
 「アルカイーダ」幹部の掃討作戦に乗り出し、同国南部を
 空爆した。

 米空軍特殊部隊の攻撃機が、アルカイダの容疑者が潜伏して
いると見られる場所に、2度にわたって爆撃を行った模様。

 攻撃の対象とみられるのは、98年にケニアとタンザニアで
 起きた米大使館爆破事件に関与した疑いのあるアルカイダの
 メンバー2人。

 作戦の成否は不明だが、現場では、市民も含め、多数の死者が
 確認されているという。
 


 ■今日のキーワード■ ソマリア
 ⇒ 人口1000万人に近い、アフリカ東部の国で、ケニア、
 エチオピアと国境を接する。

 1980年代に内戦が激しさを増すと、92年には自国の
 大統領を国外追放し、以降は「政府の無い状態」が続いている。

 一時、国連がPKO活動のために、軍を派遣したことがあるが、
 ソマリアは、なんと国連に対して宣戦布告し、多くの兵士を
 殺害した。

 なかでも、首都モガディッシュで、市民が殺害した米兵の
 遺体を、裸にして引きずり回す映像が公開されると、米国民
 の間で、撤退論が高まり、94年、当時のクリントン大統領が
 ソマリアからの撤退を決定したことは、よく知られている。

 国連PKO軍のが撤退後は、各地の部族らによる抗争状態が
 続いていたが、昨年、イスラム原理主義を掲げたグループ
 「イスラム法廷会議」が勢力を拡大し、各地で厳格なイスラム
 法に則った統治を始め、アルカイーダとの関与が懸念されて
 いた。

 <カテゴリー:アフリカ>  他の重要キーワードはこちら
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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度3)

 (問)胡主席が異例のスピード出世をする、きっかけと
    なった「チベット自治区」を漢字で書くと
    (中国側の呼称)、次のどれになるでしょうか? 
       ア・新疆自治区
       イ・内蒙古自治区
       ウ・西蔵自治区
 (答)西蔵自治区

 *西蔵(チベット)、新疆(ウイグル)、内蒙古(内
    モンゴル)は、それぞれ中国の自治区とされています。

       
   
 :今日の問題(難易度4)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)80年代から、内戦の止むことのないソマリアですが、
    さて、内戦を英語で言うと?

   

 ■世界のトリビア■  − お正月・干支編 −
 <十二支の由来>

 日本の昔話では、神様が元旦に、動物達に神社から屋敷まで
 競走して1〜12位までの動物を、各年の大将にすると
 伝えたところ、牛は「自分はのろいから」と、皆より早く
 出発すると言い、前日の晩から出ていきました。

 その結果、牛は1番にゴールの前まで辿り着いたのですが、
 牛の背中に乗っていたネズミが、ゴール直前で飛び降りて
 1位を奪い取ったところから、十二支は鼠からはじまり、
 2番目が牛になったとされています。

 また、ネズミは、猫に競走の日を1月2日だと嘘を教えたため、
 猫は13番目にゴールし、13番目の干支とされています。

 ⇒ 明日は「パンダが十二支に」 

 

 ■フロム・ザ・ワールド■   18歳未満立入お断り
 一昨日は成人の日でしたが、世界各地でも成人(成人と見な
 される年齢は様々ですが)を祝う行事が、たくさんありますね。
 ところが、国民の祝日として制定しているのは、日本だけの
 ようです。

 さて、選挙権、飲酒、喫煙など、年齢に制限があるものは
 数多くありますが、パリ郊外にある大手スーパーマーケット
 「カルフール」の2つの店舗では、「18歳未満は大人の
 同伴なしで入店をお断りする」規制を取っています。

 主に移民の若者による、客や店員への暴行、万引きなどの
 犯罪が絶えないためで、カルフール本社では「店舗が独自に
 判断したことで撤回を望む」として、人権団体からの反発への
 一定の配慮をみせていますが、パリでは、一昨年、移民の
 若者らが日常の不満を爆発させる形で、路上の車に火を放つ
 などの大暴動が起きて以来、依然として暴力などの事件が
 頻発しており、やむを得ない処置と言えそうです。



 ■視点■ 
 最新鋭の戦闘機を使い、多数の犠牲者まで生んで、空爆を
 行なった対象は、2人のテロリストでした。

 もはや、戦争は「国家対国家」ではなく、「国家対個人」へと
 変化してきています。

 そんな戦いに終わりは訪れるのでしょうか?
 「終わりなき戦争」−それが現代戦争なのでしょうか?(ケン)



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