2006年12月15日

米中による戦略 経済対話

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
米中による戦略 経済対話


 <解説>
 米国と中国の経済閣僚と中央銀行総裁らが一堂に会し、
 両国間の経済分野の幅広い問題を話し合う、初の米中戦略
 経済対話が、北京で始まった。

 冒頭で、米国のポールソン財務長官が「市場原理を反映した
 為替制度を数年以内に実現すべき」と述べると、市場は
 敏感に反応し、1ドル=7.81元まで、元高にふれた。

 これで、昨年7月の人民元切り上げ後の最高値を更新し、
 切り上げ後の上昇幅は3.71%に達した。



 ■今日のキーワード■ 人民元切り上げ
 ⇒ 通貨を実勢よりも低い価値に維持することによって、
 不当に製品の輸出競争力を付けていると、批判されることの
 多い中国。

 2005年7月、中国人民銀行は人民元のレートを約2%
 引き上げ、さらに、それまでの固定相場制(1米ドル=
 約8.28元に固定)から、変動相場制へと移行させた。

 これまでは米ドルに対してのみ連動させていたが、新制度では
 ユーロや円など11の世界主要通貨による通貨バスケット制
 を取り、前日比0.3%までの範囲しか変動させないという
 管理変動相場制を敷いた。

 実勢の為替レートからは、まだ20〜30%低く維持されて
 いると見方があり、各国からは、まだまだ不十分との声が多い。


 <カテゴリー:中国>  他の重要キーワードはこちら
 http://ken-herbie.com/china.html



 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度3)

 (問)ホロコーストの最大の悲劇と言われ、最も多くの方が
    犠牲となった、ポーランドにあった強制収容所とは
    どこでしょうか?
 (答)アウシュビッツ(第2)強制収容所

  
 :今日の問題(難易度4)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)外貨準備高世界一となり、この10年で、一躍、世界
    経済の中心プレーヤーの1人となった中国ですが、
    20年前は日本が安くて質の良い乗用車をどんどん
    アメリカに輸出し、日米間の経済摩擦が表面化して
    いました。 

    そこで、1985年、G5の会合で、円高・ドル安へと
    導く取り決めがされたことを、一般に○○○合意と
    呼んでいます。
     

  
 ■2006年国際/海外10大ニュース■  

 アンケートにお答え頂いた方の、ほぼ全員が挙げたのが
 このニュースでした。


 (第1位 − 10月9日)
 ⇒ 北朝鮮が地下核実験
 
 7月5日に、「テポドン2号」を含むミサイル計7発を
 発射したのに続いて、北朝鮮は10月9日、地下核実験を
 実施した。

 韓国をはじめ、日米両国も地震波を観測。 これまで北朝鮮
 への圧力を強めることに慎重だった中国や韓国も非難を発表。

 ただちに国連安保理は、核技術の移転制止に向けて、北朝鮮
 船舶への貨物検査や、金融・禁輸に関する制裁を決議した。
 


 ■今年の厳選トリビア■   
 今年掲載した「世界のトリビア」の中から、反響の高かった
 ものを選んで、紹介しています。


 「ディズニーランドにある地下トンネルとは?」
 「園内で唯一、お酒の飲める場所」 etc.
   ↓ ↓
 世界のトリビア − ディズニーランド編
 http://ken-herbie.com/trivia50.html


 *次週のトリビアは「世界のクリスマス」です。お楽しみに。


 
 ■フロム・ザ・ワールド■   らくだとロボット
 中東・カタールで開かれているアジア競技大会は、今日で
 最終日を迎えました。日本も合計194個のメダルを獲得し、
 健闘しています。

 さて、この時期、中東の人々は競馬ならぬ、ラクダレースに
 興じることで知られています。

 ラクダに乗る騎手には身軽さが要求されるため、5〜6歳の
 子どもが務めることが多く見られました。

 彼らはパキスタンやスリランカ等、近隣の貧しい国から集め
 られ、成長を遅らせるために、満足な食事を与えないことが
 常態化しており、度々、諸外国からの非難を浴びていました。

 ようやく、今年になって、ユニセフの指摘により、子どもらは
 親元へと返されることとなったのです。

 彼らに代わって、登場したのは「ロボット騎手」。

 約40cm四方の箱形をしたロボット達は、ラクダの上に
 乗せられ、持ち主が無線で操縦するムチが当たると、そこから
 流れる微電流による刺激によって、ラクダ達が走るのです。


 
 ■視点■ 
 主要な経済閣僚らが、こぞって中国入りし、「人民元の
 切り上げを」という、米国の並々ならぬ意欲が伝わってきます。

 米国の経済的関心は、欧州や日本から、完全に中国へと移行
 したと言えますね。

 
 さて、近畿地方は、寒く、雨で鬱陶しい日がもう7日も続いて
 います。 週末は少し回復してくれるといいのですが・・

 気分を変えて、楽しい週末を過ごしましょう!(ケン)


 
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