2006年12月05日

ベネズエラ、チャベス大統領が3選

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 ベネズエラ、チャベス大統領が3選


 <解説>
 南米ベネズエラの大統領選は、現職で、強硬な反米姿勢で
 知られるチャベス氏(52)が3選を決めた。

 チャベス氏の得票率は61.4%。

 石油輸出量が世界第5位の同国は、豊富な石油収入で、
 貧困地区での医療無料化などの社会政策を推し進め、貧困層
 からの圧倒的な支持を受けたことが再選につながった。



 ■今日のキーワード■   ウゴ・チャベス大統領(52)
 ⇒ 陸軍の出身であるチャベス大統領は、自らクーデターを
 首謀するなど、反政府活動を続け、当時、社会の矛盾に
 不満を抱いていた貧困層の強い支持を受けて、1999年に
 大統領に選出された。

 就任後は憲法や国名を変え、大統領の権限を強化する一方で、
 地主から土地を収用して農民に分配し、石油産業の国営化を
 進めるなど、徹底した社会主義路線を打ちだし、貧困層からの
 圧倒的な支持を誇っている。
 
 強硬な反米論者としても知られており、今年9月の国連総会
 では、ブッシュ米大統領が演説した次の日に、壇上に立つと
 「昨日、悪魔がここにやってきた。まだ、不快な臭いが
 残っている」と発言したことが話題となった。

 政治では反目する両国だが、ベネズエラの石油輸出の半分は
 アメリカ向と、経済では強い結びつきを見せている。


 <カテゴリー:中南米>  他の重要キーワードはこちら
 http://ken-herbie.com/southamerica.html



 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度4)

 (問)地理の問題です。 熱帯とは、北○○○と南○○○に
    挟まれた帯状の地域を指します。 さて、○○○とは?
 (答)回帰線

       
   
 :今日の問題(難易度3)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)チャベス大統領は、子供の頃、将来はプロ野球の
    選手になることが夢だった様ですが、さて、現在、
    日本のプロ野球チームに在籍している外国人選手の中に
    ベネズエラ出身の選手が1人います。 誰でしょうか?


  
 ■2006年国際/海外10大ニュース■  

 (第9位 −1月11日)
 ⇒ 韓国、ES細胞論文は捏造と結論 

 ソウル大学の調査委員会は、同大学の黄教授が「世界で初めて
 ヒトクローン胚からES細胞の作成に成功した」として、
 2004年2月米科学誌サイエンスに掲載した論文は
 すべて「捏造」だったとする最終調査結果を発表した。

 ヒトクローン胚からES細胞が出来れば、拒絶反応の無い
 臓器や組織を作り出すことが可能となり、難病患者の治療
 に道が開かれるものと期待されていた。

 究極の再生医療として期待された技術が、全くのでっちあげ
 だったことがわかり、先端科学の研究にとっては、前代未聞の
 最悪の事態となった。

 黄教授は5月、詐欺罪などで起訴された。



 ■今年の厳選トリビア■   
 今年掲載した「世界のトリビア」の中から、反響の高かった
 ものを選んで、紹介していきます。


 「韓国では正座は何を意味する?」
 「イギリスでは避けた方が良いネクタイとは?」 etc.
   ↓ ↓
 世界のトリビア − 世界のおかしな常識・マナー編
 http://ken-herbie.com/trivia17.html
 


 ■フロム・ザ・ワールド■   異常気象
 オーストラリアが「100年に1度」と言われる大干ばつに
 見舞われ、市民生活に影響が出始めています。

 11月の降水量は平年のわずか7%の5ミリだけ。南半球に
 あるオーストラリアは、この時期は夏にあたり、青々とした
 牧草が茂っているはずですが、今年は枯れた草が地面に
 へばりつくだけという状態。 家畜の飼育ができなくなり、
 手放す畜産農家も出てきました。

 現在、農地の半分が干ばつ被害地と認定される状況で、
 今後の日本向の牛肉や農産物の価格への影響は必至となり
 そうです。



 ■視点■ 
 キューバのカストロ議長が健康不安により、公の場から姿を
 消して4ヶ月。 左傾化・反米の急先鋒としてのチャベス
 大統領の存在が、国際的にもクローズアップされてきました。

 強気な態度の裏側には、高止まりする原油価格の追い風が
 ありますが、イラク問題での失政・ブッシュ政権とは対照的に
 1つの政治モデルとして、ますます注目を集めそうです(ケン)



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