2006年07月20日

変貌するサミットが閉幕

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 変貌するサミットが閉幕


 <解説>
 ロシアが初の議長を務めた主要国首脳会議(G8サミット)が
 閉幕した。

 かつて、「改革推進を図るために」西側の先進国によって
 サミットに組み込まれたロシアも、今では、エネルギー需要の
 高騰による絶好調な国内経済を背景に、諸問題に協調の姿勢を
 示し、無難に大役を果たした。

 主要テーマの1つであるエネルギー問題については、需要が
 急増している途上国抜きでは議論にならないという理由から、
 新興5ヶ国(中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ)
 を加えた「G8+5」で検討されるなど、当初は西側先進国
 6ヶ国だけで始まったサミットも、確実に変質が進んでいる
 ことを窺わせた。
 

  
 ■今日のキーワード■   主要国首脳会議(サミット)
 ⇒ 1975年、フランス大統領が、かつての西側の先進国
 6ヶ国の首脳をフランスに招待し、会議の場を設けたことに
 始まる。 その時に招待されたのが、西ドイツ、イタリア
 イギリス、アメリカ、日本だった。

 翌年、アメリカ大統領の意向より、カナダが加わり、以来、
 主催国を交代して、毎年1回、会議が開かれることとなった。

 冷戦が終わると、当時のソ連・ゴルバチョフ大統領が、本会議
 の後に枠外参加する様になり、1997年クリントン大統領が
 「ロシアの民主化・改革を推進させるため」にとの意図で、
 ロシアの全面参加が許され、現在のG8となった。

 一方、中国は、「途上国の代表」として、サミットに呼ばれて、
 今年で3回目となる。 今や、GDP世界第4位の超大国は
 「G9」に参加する意思はない模様で、「途上国の顔」と
 「主要国の顔」を巧みに使い分ける振る舞いを見せている。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度5)

 (問)津波は広い範囲で被害をもたらすことがありますが、
    1960年、日本でも海外で発生した地震による津波に
    よって、東北地方で142名の方が犠牲になっています。
    発生から、ほぼ丸1日が経過して、日本を襲来した津波の
    原因となった地震は、どこの国で起こったのでしょうか?
 (答)チリ

   *南米チリ沖で発生した地震の影響による津波は、
    丸1日かけて、約15000km離れた日本へと
    達し、大きな被害を与えました。

    
   
 :今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)イギリスで開かれた、昨年のグレンイーグルズ・サミット。
    ホストを務めたブレア首相は、その開催中、ある理由で
    会議を中座しています。 何故でしょうか?
    

 
 ■プチ現代偉人物語■  −ウラジーミル・プーチン−

 <第8話>
 プーチンが、エリツィン政権最大の危機を救ったエピソードある。

 98年から99年にかけて、官公庁施設の工事を請け負う会社
 からの見返りとして、多額の金がエリツィンと家族に流れたと
 いうスキャンダルが、連日、マスコミを賑わせていた。

 当時の検事総長だったユーリーは、エリツィン叩きの急先鋒
 として、この収賄事件を厳しく追及しており、エリツィン政権は
 崩壊寸前のところまで追い詰められていた。

 ある日、1本の盗撮ビデオが、ユーリーの前に出される。

 それは、ユーリーと思われる人物が、娼婦らしき女性とベッド
 の上にいるところであった。
 
 <明日は最終話です>



 ■フロム・ザ・ワールド■  ミサイル発射の影響で・・
 北朝鮮が実験発射したミサイルが、日本海に着弾したことを
 うけて、日本海上を就航する民間機の一部で、航空路を変更
 する動きが出ています。

 通常、成田や関空から欧州へ向かう便は、新潟から北上する
 ルートを取りますが、今回の事件をうけて、稚内上空を経由
 するルートを取る旅客機が増えてきました。

 これにより、欧州までの飛行時間は4〜7分長くなっています。
 
 国土交通省では、航空路変更の具体的な指示を出しているわけ
 ではなく、現在のところは、あくまで、それぞれの「機長の判断」
 とコメントしていますが、北朝鮮が「ミサイル実験を継続する」
 と発表している以上、万一の場合を考えて、対処することは
 必要ですね。



 ■視点■  
 「仲良し金持ちクラブ」と揶揄されたサミットも、今では
 価値観の異なる大国や途上国の参加で、13ヶ国にまで
 拡大しています。

 そういった状況の中で、日本は自らのアイデンティティを
 発揮していく必要があり、これからの政治家の「外交」は
 ますます難しいものとなってきた感があります。

 かつての、日本の首相(政治家)のイメージ(黙っている
 ことが多く、話しても何を言っているのかわからない)は
 「過去のもの」となっていくことでしょうね(ケン)



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posted by Office Ken-Herbie at 16:11| ワシントンDC ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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