>これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース
▼今日のポイント▼
変貌するサミットが閉幕
<解説>
ロシアが初の議長を務めた主要国首脳会議(G8サミット)が
閉幕した。
かつて、「改革推進を図るために」西側の先進国によって
サミットに組み込まれたロシアも、今では、エネルギー需要の
高騰による絶好調な国内経済を背景に、諸問題に協調の姿勢を
示し、無難に大役を果たした。
主要テーマの1つであるエネルギー問題については、需要が
急増している途上国抜きでは議論にならないという理由から、
新興5ヶ国(中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ)
を加えた「G8+5」で検討されるなど、当初は西側先進国
6ヶ国だけで始まったサミットも、確実に変質が進んでいる
ことを窺わせた。
■今日のキーワード■ 主要国首脳会議(サミット)
⇒ 1975年、フランス大統領が、かつての西側の先進国
6ヶ国の首脳をフランスに招待し、会議の場を設けたことに
始まる。 その時に招待されたのが、西ドイツ、イタリア
イギリス、アメリカ、日本だった。
翌年、アメリカ大統領の意向より、カナダが加わり、以来、
主催国を交代して、毎年1回、会議が開かれることとなった。
冷戦が終わると、当時のソ連・ゴルバチョフ大統領が、本会議
の後に枠外参加する様になり、1997年クリントン大統領が
「ロシアの民主化・改革を推進させるため」にとの意図で、
ロシアの全面参加が許され、現在のG8となった。
一方、中国は、「途上国の代表」として、サミットに呼ばれて、
今年で3回目となる。 今や、GDP世界第4位の超大国は
「G9」に参加する意思はない模様で、「途上国の顔」と
「主要国の顔」を巧みに使い分ける振る舞いを見せている。
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■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■
:昨日の問題(難易度5)
(問)津波は広い範囲で被害をもたらすことがありますが、
1960年、日本でも海外で発生した地震による津波に
よって、東北地方で142名の方が犠牲になっています。
発生から、ほぼ丸1日が経過して、日本を襲来した津波の
原因となった地震は、どこの国で起こったのでしょうか?
(答)チリ
*南米チリ沖で発生した地震の影響による津波は、
丸1日かけて、約15000km離れた日本へと
達し、大きな被害を与えました。
:今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて
(問)イギリスで開かれた、昨年のグレンイーグルズ・サミット。
ホストを務めたブレア首相は、その開催中、ある理由で
会議を中座しています。 何故でしょうか?
■プチ現代偉人物語■ −ウラジーミル・プーチン−
<第8話>
プーチンが、エリツィン政権最大の危機を救ったエピソードある。
98年から99年にかけて、官公庁施設の工事を請け負う会社
からの見返りとして、多額の金がエリツィンと家族に流れたと
いうスキャンダルが、連日、マスコミを賑わせていた。
当時の検事総長だったユーリーは、エリツィン叩きの急先鋒
として、この収賄事件を厳しく追及しており、エリツィン政権は
崩壊寸前のところまで追い詰められていた。
ある日、1本の盗撮ビデオが、ユーリーの前に出される。
それは、ユーリーと思われる人物が、娼婦らしき女性とベッド
の上にいるところであった。
<明日は最終話です>
■フロム・ザ・ワールド■ ミサイル発射の影響で・・
北朝鮮が実験発射したミサイルが、日本海に着弾したことを
うけて、日本海上を就航する民間機の一部で、航空路を変更
する動きが出ています。
通常、成田や関空から欧州へ向かう便は、新潟から北上する
ルートを取りますが、今回の事件をうけて、稚内上空を経由
するルートを取る旅客機が増えてきました。
これにより、欧州までの飛行時間は4〜7分長くなっています。
国土交通省では、航空路変更の具体的な指示を出しているわけ
ではなく、現在のところは、あくまで、それぞれの「機長の判断」
とコメントしていますが、北朝鮮が「ミサイル実験を継続する」
と発表している以上、万一の場合を考えて、対処することは
必要ですね。
■視点■
「仲良し金持ちクラブ」と揶揄されたサミットも、今では
価値観の異なる大国や途上国の参加で、13ヶ国にまで
拡大しています。
そういった状況の中で、日本は自らのアイデンティティを
発揮していく必要があり、これからの政治家の「外交」は
ますます難しいものとなってきた感があります。
かつての、日本の首相(政治家)のイメージ(黙っている
ことが多く、話しても何を言っているのかわからない)は
「過去のもの」となっていくことでしょうね(ケン)
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2006年07月20日
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