2006年06月20日

IWC総会、捕鯨支持派の宣言採択

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 IWC総会、捕鯨支持派の宣言採択


 <解説>
 カリブ海の島国セントクリストファー・ネビスで開かれている
 国際捕鯨委員会(IWC)は、1982年に決定した商業捕鯨の
 一時禁止措置(モラトリアム)を「もはや必要ではない」と
 する内容の宣言を、賛成33、反対32の1票差で採択した。

 IWCでは、反捕鯨国が常に優勢で、捕鯨支持派が主要議題で
 過半数を獲得したのは初めてのこと。

 しかし、この採択に拘束力はなく、商業捕鯨再開などの
 重要な決定には、4分の3以上の賛成が必要なため、実際の
 再開は極めて難しいと言える。 

 

 ■今日のキーワード■ 国際捕鯨委員会(IWC)
 ⇒ 1948年に主要捕鯨国によって、設置された委員会。

 60年代に入り、アメリカ・イギリスなどの捕鯨国が、採算が
 取れなくなったため、捕鯨産業から撤退を始め頃より、
 動物愛護を唱える動きが台頭し、次第に、反捕鯨国が力を
 持つ様になっていった。

 1986年からは、商業捕鯨の一時禁止措置が始まり、
 シロナガスクジラやミンククジラなどの大型鯨の商業捕鯨が
 出来なくなった。

 現在の主な反捕鯨国として、アメリカ、オーストラリア、
 ニュージーランド、捕鯨賛成国では日本、ノルウェーなどが
 あげられる。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度2)

 (問)中国のエネルギー消費量は、世界何位でしょうか?
 (答)世界第2位

   *世界で最もエネルギーを消費する国はアメリカ。
    以下、中国、ロシア、日本、ドイツと続いています。

    
   
 :今日の問題(難易度4)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)現在、日本はIWCの管轄外である小型の鯨に限って、
    沿岸での捕鯨を続けていますが、1年に約何頭の鯨を
    捕獲しているでしょうか?
        ア・約30頭
        イ・約90頭
        ウ・約180頭


 
 ■世界のトリビア■   −ドイツ編−
 北米大陸で、ドイツ語が日常的に話されている地方がある。

 (*メキシコの北部で、プロテスタントの一派である
 メノー派が多く住んでいる地域では、ドイツ語が使われて
 います) 

 
*カルテなど、医学に関連する言葉の多くがドイツ語である
 ことはよく知られていますが、手術で使う「メス」も
 ドイツ語から来ています



 ■フロム・ザ・ワールド■   航空業界、最後の大物
 日本航空は、国際的な航空連合である「ワンワールド」の
 加盟に正式調印しました。

 これまで独自の路線を取ってきた日航も、熾烈な航空業界の
 競争を前に、連合への加入を決めました。パリで行われた
 調印式では、米アメリカン航空など、ワンワールドに加盟
 する各社のトップが、航空業界「最後の大物」を歓迎しました。

 国際航空運送協会(IATA)の上位20社の中で、唯一、
 どの連合にも参加していなかった日航の本格参入により、
 世界の主な航空会社は、
 :ルフトハンザ・全日空など18社が加盟するスター
  アライアンス
 :エールフランス・ノースウエストなど10社が加盟する
  スカイチーム
 :ブリティッシュエアー・日本航空など9社が加盟する
  ワンワールド

 の3つのグループに分かれて、サービス競争を繰り広げる
 こととなりました。



 ■視点■  
 捕鯨の問題についてですが、確かに、食生活が劇的に改善
 された現代において、あえて鯨の肉を食べる必要はないと
 いう点には同意できます。 しかし、これは祖先から受け
 継いだ独特な食文化であるという点に加えて、将来必ず
 やってくるであろう食糧危機に対する研究という観点からも
 考えてほしいものです。

 実際に、ミンククジラは、日本の沿岸だけでも2万5千頭
 いると言われています。(ケン)



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