2006年02月23日

イタリアが日本に捜査員を派遣

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 イタリアが日本に捜査員を派遣 


 <解説>
 北朝鮮による拉致被害者にイタリア人女性やイタリア在住の
 ルーマニア人女性がいたとの情報があることから、イタリアは
 治安当局の捜査員を日本に派遣することを決めた。

 昨日、イタリアの有力紙で「1970年代後半に拉致された
 複数のレバノン人が帰国後、3人以上のイタリアから拉致
 されてきた女性を北朝鮮で見たと証言している」と報じられ、
 イタリアでも、この問題に対する世論の関心が高まってきた
 様に思われる。

 派遣される捜査員らは、日本の公安当局と接触し、情報の交換
 ・収集にあたると見られている。



▼今日のキーワード▼    なぜ拉致は起こったか
  ⇒ 60年代に韓国での工作活動を活発化させた北朝鮮
だったが70年代に入ると、工作員の摘発が相次ぎ、
 韓国でのスパイ活動が困難となった。

 そこで、日本人になりすまして韓国に入国する手口が考え
 出され、その教育係として、また、世界各国へ入国しやすい
 日本のパスポートを奪うために、日本人の拉致が始まったと
 考えられている。

 一方、やはり拉致被害は韓国人が圧倒的に多く、約500人
 の韓国人が北朝鮮に拉致されたとされている。

 また、同じ時期にレバノン、東欧、デンマーク、ベトナム、
 タイなどでも同様の拉致事件が発生しており、拉致は、単に
 他国の情報を得ることが目的だったとも考えられる。


 <カテゴリー:北朝鮮>  他の重要キーワードはこちら
 http://ken-herbie.com/northkorea.html



 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度2)

 (問)ポーランドにあった強制収容所の1つで、最も多くの
    ユダヤ人などが犠牲となった、悪名高い強制収容所とは?
 (答)アウシュビッツ強制収容所

       
   
 :今日の問題(難易度4)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)昨年末、日本などの提案により、国連で北朝鮮を非難する
    決議が採択されました。中国・ロシアは反対にまわり
    ましたが、さて、韓国は賛成したでしょうか?



 ■世界のトリビア■  − 今週は頭の体操形式で −
 「オーストラリアと言えば、カンガルーなどの有袋類が有名
 ですが、なぜ、オーストラリア大陸ばかりに存在するのか?」 

 昔は、有袋動物は世界各国にいました。その証拠に多くの
 化石が世界のいたるところで発見されています。

 しかし、その多くは天敵となる大型の猛獣によって、絶滅の
 道を歩むことになりました。

 幸い、オーストラリア大陸は孤立していたために、天敵と
 なる猛獣が住んでおらず、今日まで生き延びることが
 できた様です。



 ■フロム・ザ・ワールド■  シンガポールの大盤振る舞い
 シンガポールは、経済成長を達成することで生まれた財政
 黒字を、国民にボーナスとして還元することを発表しました。

 すべての成人は、所得に応じてボーナスが現金で支給され、
 国民の約45%が、その最高額にあたる6万円弱を受け取る
 ことができます。

 来月、シンガポールでは総選挙が実施されることから
 「選挙対策用のばらまき」との批判もあがっていますが、
 いずれにせよ、「国家の成績が、国民に反映・還元される」とは
 自然にモチベーションの方も上がりますよね。



 ■視点■  
 5人の日本人の拉致被害者の方が、帰国されたのは2002年の
 10月15日でした。 あれから、3年半ほどが経過した
 のですね。

 拉致問題の進展は、私は小泉首相の大きな功績だと考えて
 いますが、まだまだ、この問題は解決したとは思えませんので
 棚上げせずに、粘り強く交渉してほしいものです。(ケン)



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