▼今日のポイント▼
ホロコースト否定発言で禁固刑
<解説>
オーストリアのウィーン地方裁判所は、ナチス・ドイツによる
ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を否定した17年前の発言を
理由に、英国の歴史家デービッド・アービング被告(67)に対し、
禁固3年の実刑判決を言い渡した。
アービング被告は、1989年、オーストリアでの講演で
「ガス室は存在しなかった」とホロコーストの事実を否定する
演説を行っていた。
指名手配がかけられ、昨年11月、再び入国したところ、
オーストリアの南部で逮捕された。
オーストリアやドイツでは、ホロコーストの否定は法律で
禁じられている。
アービング被告は、この日の罪状認否で、「ガス室を否定した
のは誤りだった」と認めたが、裁判官は「うわべの改心」として
情状酌量しなかった。
▼今日のキーワード▼ ホロコースト
⇒ ナチス・ドイツによって組織的に行われたユダヤ人に
対する虐殺・絶滅の計画のこと。
当初、ナチスはユダヤ人を強制的にマダガスカル島などに
移住させることによって、ヨーロッパから追い出す考えで
あったが、戦局の変化などから、次第に「強制収容所」の
過酷な環境下で、軍需産業の労働力として利用した後、
「ガス室」に閉じ込めて殺すという、集団殺戮の計画へと
変貌していった。
犠牲者の数は定かではないが、600万人におよぶユダヤ人
などが、命を落としたとされている。
ホロコーストとは、「全部焼く」というギリシャ語が由来
となっている。
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■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■
:昨日の問題(難易度3)
(問)ハマスから首相が指名されることが確実となりましたが、
さて、首相と大統領の違いとは何でしょうか?
(答)首相が行政府・内閣の長であるのに対して、
大統領は国家の元首のこと
:今日の問題(難易度2)←正解は明日のメルマガorサイトにて
(問)ポーランドにあった強制収容所の1つで、最も多くの
ユダヤ人などが犠牲となった、悪名高い強制収容所とは?
■世界のトリビア■ − 今週は頭の体操形式で −
「オーストラリアの人口とオーストラリアにいる羊の数では、
どちらが多い?」
オーストラリアの人口が約2000万人に対して、羊は
その7〜8倍の1億数千万頭います。
羊や牛などの家畜が出すオナラやゲップに含まれている
メタンガスには、二酸化炭素以上の温室効果があるという
弊害があり、例えば、ニュージーランドでは温室効果ガスの
50%以上が、羊などの家畜が出すものと言われています。
→ 明日は、オーストラリアと言えば、カンガルーなどの
有袋類が有名ですが、なぜ、オーストラリア大陸ばかりに
存在するのか?
■フロム・ザ・ワールド■ 誘拐保険
貧富の差が開く中国では、富裕層の子女を狙った誘拐事件が
続発しています。
20年前には年に数十件程度しかなかった誘拐事件ですが、
昨年だけで4000件近くにも上り、身代金の要求額も多い
ものでは、1億円を超える様な事件も発生しています。
防犯や警備に関連したビジネスが繁盛する中、「誘拐保険」
まで登場しています。 一説によれば、誘拐被害を対象と
した香港の地下保険に契約している中国の富裕層は2万人を
超えるとか。
自民党政治が良かったのか、日本人が勤勉だったのか、
日本は高度経済成長時代においても、「1億総中流」と
言われる程、大きな貧富の差のない社会を築いてきました。
凶悪な犯罪が増える現代ですが、あの頃の平和な社会を
取り戻して、世界に自慢できる「安全な国」でいたいですね。
■視点■
ムハンマドの風刺漫画をめぐっては、「言論の自由」を声高に
主張したヨーロッパが、今回は「言論の自由」を全く認めよう
とはしませんでした。
今日は、日韓の関係がぎくしゃくする原因ともなった「竹島の日」。
昨今、他国や異文化に対する発言・表現が問題になっている
だけに、「敢えて他人を刺激する」様な言動は慎むべき
でしょうね(ケン)
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