2006年02月16日

イランがウラン濃縮を再開

 >これだけは知っておきたい今日の国際・海外ニュース

 ▼今日のポイント▼
 イランがウラン濃縮を再開


 <解説>
 イランのアガザデ原子力庁長官は、中部ナタンツの核関連施設で
 濃縮ウラン原料である六フッ化ウランを遠心分離器に注入した
 ことを認めた。

 同長官は「活動は小規模な実験室での研究レベル」と述べ、
 現段階では、本格的な濃縮を行う計画はないとしている。

 イランは核問題が安保理に付託されたことをうけ、濃縮活動の
 再開を通告していたが、それが現実となった。

 科学者たちによる六フッ化フランの注入作業には、国際原子力
 機関(IAEA)の査察官が立ち会った模様。



▼今日のキーワード▼  ウラン濃縮
 ⇒ 天然のウランは、核分裂をおこさないウラン238を
 99%以上含む一方で、核分裂をおこすウラン235は、
 わずか0.7%しか含まない。

 原発の燃料や核兵器に利用するためには、このウラン235の
 割合を高める必要がある。

 ウラン濃縮は、六フッ化ウランを遠心分離器に入れて、高速で
 回転させることによって、ウラン235だけを中心に集める
 方法がとられる。


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 ■クイズ −世界情勢キホンのキホン−■  
 :昨日の問題(難易度5)

 (問)麻生外相は、1976年のカナダ・モントリオール五輪に
    出場しています。 さて、何の種目だったでしょうか?
 (答)射撃
    
   
 :今日の問題(難易度5)←正解は明日のメルマガorサイトにて

 (問)世界で最も原子力発電の比率の高い国は、どこでしょうか?
       ア・アメリカ
       イ・ロシア
       ウ・フランス
  

 
 ■世界のトリビア■ − 冬のスポーツ篇 −
 <スキージャンプのK点>

 罪人への刑罰が起源とされる、スキーのジャンプ競技。
 これ以上飛んでは着地の際に危険とされる「K点」とは、
 ドイツ語のKONSTRUKTIONS PUNKT
 (建築基準点)の略。 英語ではありません。
 

 
 ■フロム・ザ・ワールド■    そんなものまで盗る!?

 日本の新幹線技術が、初めて海外へ輸出された台湾高速鉄道は
 予定の開業時期が延び延びとなっていますが、約350km
 の沿線で、高性能カッターによって電線が切断され、持ち
 帰られる「電線泥棒」の被害が続出しています。

 切断された後は、中の銅線だけが盗まれていることから、
 銅不足の中国に売りさばくための組織的な犯行と見られて
 いますが、その被害額は何と36億円にも上っています。

 業を煮やした鉄道側は、開通半年以上前にもかかわらず、
 全線に6600ボルトの高圧電流を流して、対抗することに
 決めました。



 ■視点■  
 日本は、推定埋蔵量が中東最大級の油田、イランのアザデガン
 油田の権益を、やっとの思いで獲得し、次年度からの生産も
 予定されているだけに、今回のイランの核問題がこじれた
 場合、かなり難しい選択を強いられることになりそうです。

 イラク戦争の様に、簡単にアメリカに同調して、「イラン制裁」
 というわけにはいきませんから。(ケン)



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posted by Office Ken-Herbie at 12:55| ワシントンDC ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 中東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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